2011あいち自治体キャラバン(10.25〜28)
2011あいち自治体キャラバン(10.25〜28)
10月25日〜28日にかけて愛知自治体キャラバンを同実行委員会で行い、県内すべての自治体に「介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充について」要請しました。キャラバンの成果もあって「中学卒業まで医療費無料」するなどの自治体が年々増えています。今年は要請項目に、徴税を強める「地方税滞納整理機構について」と「防災のまちづくり」が加わりました。
防災については、ほとんどの自治体が好意的でしたが、滞納整理機構に関しては難色をしめしました。そもそも税の徴収は、自治体や国にしか権限はなく、機構に法的根拠はありません。参加者からは、「税金の滞納者が増えているのは、納税できない経済状況になっているからだ」「納められない生活実態を見ずに、移管するのは自治体の責任放棄だ」など、くらしを守る立場からの発言があいつぎ、納税率が下がっていることや、財源不足を理由に、とり立てを厳しくし、払えない人は対象を外すという自治体の姿勢に、「お金のある・なしではなく、住民のいのちを守るという立場にたって欲しい」と訴えました。