誰もが安心できる介護保障をめざして
自治労連・全国交流集会を名古屋で開催
11月22日・23日、名古屋で自治労連の介護保障の充実を求める全国交流集会が開催され、16の地方組織から90人が参加しました。
記念講演は「介護保険制度の全体像と地域における取り組み」と題して、社会福祉部会の小野部会長がおこない、「介護予防の訪問介護では、だれが生活行為そのものの支援をするのか。保険給付も介護労働者も鮮明にされていない」ことを指摘しました。
特別報告に立った、大阪自治労連の日下部雅喜さん(大阪社保協)から「大阪における介護保険改悪に対する運動」をテーマに大阪で、改善させていくことは大切だが、改悪された介護保険制度であっても、自治体から少しでも多く補填させる取り組みを進めるなど、したたかに取り組んでいることが報告されました。
実践報告では、なごや介護福祉労組が嘱託職員をねらい打ちした賃金カットの攻撃でたたかっていることや東京介護労組が300人のヘルパーを組織したことなどが報告されました。
2日目は、5分科会で話し合い、その後、介護保険制度改善を求めて金山駅前で宣伝行動をおこないました。