憲法9条守ろう愛知のつどい(05.11.10)
奥平東大名誉教授が講演 3200人が集う
11月3日名古屋市公会堂で「憲法九条を守ろう'05県民のつどい」が開催されました。
愛知県下では10月末までに100を超える地域や職場に「九条の会」が発足しており、当日は大ホールが満員で4階ホールもぎっしりの3200人が参加しました。
九条の会の奥平康弘氏(東大名誉教授)が記念講演して、自民党改憲案の危険なねらいを批判。戦前のように反対できないような事態になる前に憲法を守る力を国民の中に広めることを強調しました。
あいち九条の会で代表世話人を務める天野鎮雄さんの司会で、各地域の九条の会代表ら4人と2つのグループの代表がリレートーク。戦争反対を訴える高校生や障害者の訴えに大きな共感の拍手がおくられました。夫婦とも視覚障害で2人の子どもをもつ母親は、「もし戦争が起きれば私たち障害者は戦争推進の政府からみればお荷物でしかない。障害者は武器を持ってたたかうことはできません。戦力にならない私たちの人権は奪われてしまいます」と指摘。
会場2階ロビーには各地域の九条の会の展示コーナーも開設され多くの人たちでにぎわいました。