福祉拡充求めて(05.11.10)
10.30愛知県民集会に1000人
子ども・高齢者・障害者の福祉の拡充を求めて、今年で7回目となる県民集会が10月30日、名古屋市白川公園で開催されました。小川春水実行委員長=(名北福祉会理事長)は「社会保障、社会福祉が削られている。弱い人たちも、より豊かな生活ができるようにしよう」とあいさつ。福祉施設の現場からの報告が行われ、保育分野から瀬戸・松が丘共同保育所の渡部しのぶさん、障害者分野からきょうされん愛知支部利用者部会のみなさん、高齢者分野からデイサービス星崎の原育子さん、西川佳代子さんが発言しました。
きょうされん愛知支部利用者部会20代から30代の障害者約20人が、国会で31日に成立が狙われる障害者「自立支援」法案について、「厚生労働省の説明も不十分なままで障害者をいっそう苦しめるこんな法案が通っていいのか」などと訴えました。「あいち九条の会」世話人の大西五郎さんも連帯のあいさつを行いました。集会は、@お年寄りが安心して老後を心豊かに過ごす制度の保障A障害をもつ人々の発達が保障され社会のあらゆる領域に完全に参加できる制度の保障−など四項目のアピールを採択。集会後1000人の参加者は栄まで市内をパレードしました。