2月12日、トヨタ自動車に対し、内部留保を活用して賃上げや下請企業への単価改善などを求めて「第39回トヨタ総行動」が行われ、約800人が参加しました。
愛労連・榑松議長は「内部留保の活用は、今や経団連、安倍政権まで口にするなど大きな世論になった」と主催者を代表してあいさつしました。また、各分野からの発言で民主商工会からは「トヨタの3次下請業者は、度重なる単価の切り下げで最低賃金を割り込み、さらにただ働き同然で働き、ついに廃業に追い込まれた」と述べ、「トヨタは利益を下請業者に還元せよ」と訴えました。このほか、過労自殺裁判をたたかう女性や東京公害患者・家族の会の代表が発言しました。
集会後は、会場の公園からトヨタ本社前までデモ行進。「トヨタは社会的責任を果たせ」などのシュピレヒコールを行いました。